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遺品整理の進め方は?事前にすべきことや失敗しないためのコツを解説

ポイントと書かれたノート

 

大切な方を亡くしたときに行う遺品整理。気持ちの負担は大きいですが、事前に段取りを知っておくことでスムーズに進めることができます。本記事では、遺品整理の進め方について具体的に解説します。失敗しないためのコツも併せてお伝えするため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

遺品整理を自分で行うメリット

遺品整理を自分で行う場合の最大のメリットは、費用を安く抑えられることです。また、時間の制限がないため、1つ1つの遺品をじっくり確認しながら故人と向き合うことができます。家族と一緒に整理を行えば、故人の思い出話を共有しながら、相続に関する話も自然に進めることができるかもしれません。

遺品整理を自分で行うデメリット

遺品整理を自分で行うデメリットとしては、精神的・肉体的な負担の大きさが挙げられます。また、遠方に住んでいる場合や仕事が忙しい場合には、時間的な制約も大きな課題となります。遺品整理は重労働を伴う作業も多いため、かなりの体力が必要になる点も大きなデメリットです。

遺品整理業者に依頼するメリット

プロの遺品整理業者に依頼する最大のメリットは、専門性の高いサービスを受けられる点です。短期間で作業が完了するため、心理的な負担からも早く解放されます。

 

不用品回収業者に依頼をしても整理整頓はできますが、貴重品に関する的確な判断や遺品の取り扱いについて、安心して任せられないかもしれません。その点遺品整理の専門業者であれば、遺品を大切に扱いながら、効率的に作業を進めてもらえます。

遺品整理業者に依頼するデメリット

遺品整理業者に依頼するデメリットは、費用がかかることです。適切な廃棄物処理や重労働伴う作業など、専門的なサービスを受ける対価として数万円〜数十万円単位の費用が発生します。

遺品整理を進めるための事前準備

遺品整理を進めるための事前準備は、以下の通りです。

 

  • 遺言書やエンディングノートの確認
  • 道具の準備
  • スケジュールを決める

 

それぞれ見ていきましょう。

遺言書やエンディングノートの確認

遺品整理を始める前に、まずは遺言書やエンディングノートの内容を確認し、故人の意思確認を行いましょう。相続に関する取り決めや、重要書類の保管場所の確認を行います。

道具の準備

自分で遺品整理を行う場合は、道具を揃えなければなりません。最低限必要な道具は、以下の通りです。

 

  • 段ボール
  • ゴミ袋
  • 軍手
  • マスク
  • カメラ(記録用なのでスマホでも可)
  • 消臭剤
  • 除菌スプレー
  • お掃除用シート
  • 雑巾

スケジュールを決める

遺品整理をスムーズに進めるためには、スケジュール作成も大切な準備の1つです。終了までの目標時間を設定して、家族間で日程調整を行いましょう。スケジュールを決める際には、ゴミの収集日を確認しておくことも大切です。

自分で行う遺品整理の進め方

遺品整理を自分で行う場合の進め方は、以下の通りです。

 

  • 仕分け
  • 整理・処分を行う
  • 掃除を行う

 

それぞれの作業のポイントを見ていきましょう。

仕分け

遺品整理は、棚やクローゼットの中から遺品を全て出して、仕分けるところから始めます。まずは、権利書類や預貯金通帳などの貴重品や、形見分け候補などをまとめておきましょう。貴重品は、写真に残しておくことで、曖昧な記憶によるトラブルを防ぐことができます。その他のものは、必要なものと処分するものに仕分けてください。

整理・処分を行う

まずは、家族間でよく話し合いながら形見分けを行いましょう。形見分けが済んだら、不用品の処分です。廃棄物は、可燃ゴミや不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ、危険物など、ゴミの種類別に分別します。処分するものとリサイクルするものが混ざらないようにしっかり分けておいてください。

掃除を行う

遺品の分別間違いがないかや、忘れ物がないかを確認します。問題がなければ、掃除を行いましょう。

遺品整理を失敗しないためのコツ

遺品整理を失敗しないためのコツは、以下の2点です。

 

  • 相続人全員でよく話し合う
  • 電気や水道は停止しない

相続人全員でよく話し合う

遺品整理を円滑に進めトラブルを防止するためには、相続人全員でよく話し合うことが大切です。作業開始前には、方針やルールの決定、役割分担、費用に関することの取り決めを行い、定期的に進捗を確認しましょう。一緒に作業ができない場合には、記録を写真に残してこまめに送ることもトラブル防止につながります。

電気や水道は停止しない

電気や水道は、作業が完了するまで止めないようにしましょう。作業に不便が生じることがあります。新聞などの購読停止や郵便物の転送手続き、近隣への挨拶などは早めに済ませても問題ありません。

遺品整理業者に依頼して負担を軽減しよう

本記事では、遺品整理を行う際の進め方について解説しました。遺品整理は、故人と向き合うための大切な作業です。物の量が多い場合や時間に制限がある場合、専門的な判断を必要とする場合などは、無理をせずに業者に相談してみましょう。

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